お知らせ

ウトナイの森動物病院が開院して、今日で丸10年が経ちました。皆様に心より感謝申し上げます。１０年の間には胆振東部地震があり、元号も平成から令和へ変わり、新型コロナウイルスの流行と、振り返ると様々なことがあり予測不能な、まさに小説より奇異な10年間だったと感じています。開院当初は周囲には草むらしか無く、夜は街灯もなく真っ暗でしたが、今は建物に囲まれるようになりました。若木だったウトナイ小学校横の千本桜も年々立派になり、この時期毎年きれいな花を咲かせてくれています。

 

10年間「ホームドクターとして“ペットとの幸せな暮らし”をサポートする」ことを理念に、地域に根ざした身近なかかりつけ医であることを指針として診療を行ってまいりました。地域の皆様、設立時からお世話になりました関係者の皆様、今は変わってしまったスタッフもおりますがこの病院を共に一歩ずつ改善を続けてきてくれた病院スタッフの皆様、そのご家族、多くの方々に支えられ今まで成長をし続けてこられたのだと思います。

 

10年間で多くのことが整理され、検査機器や内視鏡など新たな医療機器も増えたことで、スムーズに診断、治療が行えるようになってきたと思います。加えて今年から看護師は、国家資格の愛玩動物看護師となり、できることが格段に増えてまいります。今まで対応しきれなかった患者様にも対応できるように、これからも日々改善を積み重ねていきたいと思います。

 

これから先も地域の皆様のペットの健康を守るホームドクターであり続けれるよう、医療知識・技術・設備の改善（医療の質）、病院の利用し易さ（利便性）、職場環境の整備（働きやすい職場）を改善計画の3本柱として全力を尽くしてまいります。今後ともご支援、ご指導をよろしくお願いいたします。

 

ウトナイの森動物病院

院長　沖田浩二