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2013.09.17

犬の皮膚組織球腫(CCH)

犬の皮膚組織球腫は、表皮ランゲルハンス細胞の良性腫瘍で、若齢成犬(4歳齢未満)での発生率が高いとされています。犬の皮膚腫瘍の中では頻繁(脂肪腫、皮脂腺過形成/腺腫、肥満細胞腫に次ぐ位)にみられる腫瘍です。よくできる部位は頭部(特に耳介)、四肢で、通常は単発性です。増殖はかなり速く(1~4週間)、隆起性で脱毛を伴う赤い境界明瞭な結節がみられます。通常3cm以内。3ヶ月以内に消失。

リンパ球が腫瘍内に浸潤してきて、たいていは1~3ヶ月以内に自然退縮して消えてしまうというちょっと変わった腫瘍です。(私の卒論のテーマでした)

症例3:パグ、8歳、♀(s)、口唇の皮膚腫瘤。4月22日に気付き徐々に増大。5月30日直径1cm。7月22日来院時には消失。

症例2:ビーグル、3歳、♀(s)、口唇の皮膚腫瘤。8月13日に気付いた。8月20日来院時直径2cm。9月17日には消失していた。

症例1:チワワ、1歳、♂、後肢指の皮膚腫瘤。8月16日来院時直径8mm。9月12日縮小。10月11日には消失していた。