2024.10.07赤い尿はほんとに血尿?|獣医師が解説|苫小牧市のウトナイの森動物病院 ヘルスケア 健康ブログ 健康診断 苫小牧市、千歳市、恵庭市、安平町、厚真町、むかわ町、日高町、平取町、白老町の皆様こんにちは。 苫小牧市のウトナイの森動物病院の院長沖田です。 ネコちゃんと一緒に暮らしていると、猫が腎臓やおしっこの病気になりやすいことを知っている人もいるかもしれません。猫の尿は普通は濃い黄色ですが、さまざまな病気で尿の色が赤くなります。この赤い尿は血尿=膀胱炎?と勘違いされることがあります。 じつは赤い尿には3つの種類があります: 血尿:尿の中に血が混ざっている状態です。腎臓や膀胱から出血していることがあります。 血色素尿(ヘモグロビン尿):赤血球が破壊されて出た色素が尿に混ざっています。 ミオグロビン尿:筋肉が破壊されて出た色素が尿に混ざっています。 赤い尿の原因を調べるためには、見た目では判断ができないため、いくつかの検査を組み合わせて行います。たとえば、尿検査や血液検査、レントゲン検査、超音波検査などです。 もしネコちゃんが赤い尿をしていたら、すぐに病院に連れて行ってください。病院に行く前に、尿の色やいつから赤くなったのか、どれくらいの量が出ているのかなどを確認しておくと、先生に説明しやすくなります。 ネコちゃんの赤い尿に早く気づくためにも、毎日のトイレの観察は大切です。 詳しくはこちら ↓↓↓ 赤い尿はほんとに血尿? ウトナイの森動物病院お問い合わせ TEL0144-56-5105 午前 9:00~11:30 / 午後 15:00~18:00※日曜、木曜午後(手術日) 休診 記事を検索する 記事を検索する カテゴリー カテゴリー ノミ、マダニ予防 フード ヘルスケア ワクチン、予防医療 健康ブログ 健康診断 動画 救急 症例・疾患紹介 皮膚 行動学、問題行動 新着記事 新着記事 2024.10.07赤い尿はほんとに血尿?|獣医師が解説|苫小牧市のウトナイの森動物病院 2024.09.03猫の血液型 2024.08.25ブドウ中毒の原因物質?!(AIのもっともらしい嘘) 2024.06.01短頭種気道症候群|獣医師が解説|苫小牧市のウトナイの森動物病院 2024.04.18尿検査からわかること|獣医師が解説|苫小牧市のウトナイの森動物病院 症例・疾患紹介一覧へ→
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苫小牧市のウトナイの森動物病院の院長沖田です。
ネコちゃんと一緒に暮らしていると、猫が腎臓やおしっこの病気になりやすいことを知っている人もいるかもしれません。猫の尿は普通は濃い黄色ですが、さまざまな病気で尿の色が赤くなります。この赤い尿は血尿=膀胱炎?と勘違いされることがあります。
じつは赤い尿には3つの種類があります:
赤い尿の原因を調べるためには、見た目では判断ができないため、いくつかの検査を組み合わせて行います。たとえば、尿検査や血液検査、レントゲン検査、超音波検査などです。
もしネコちゃんが赤い尿をしていたら、すぐに病院に連れて行ってください。病院に行く前に、尿の色やいつから赤くなったのか、どれくらいの量が出ているのかなどを確認しておくと、先生に説明しやすくなります。
ネコちゃんの赤い尿に早く気づくためにも、毎日のトイレの観察は大切です。
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