2023.11.16
猫伝染性腹膜炎(FIP)について|病気のお話|苫小牧市のウトナイの森動物病院
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午前 9:00~11:30 / 午後 15:00~18:00
※日曜、木曜午後(手術日) 休診
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苫小牧市、千歳市、恵庭市、胆振・日高地方の皆様こんにちは。
今年の暑い夏が過ぎて寒くなり、人の方ではインフルエンザやコロナウイルスが流行っています。
人の新型コロナウイルスの感染が確認されたネコちゃんもいますが、FIP(猫伝染性腹膜炎)とは腸管に感染する猫コロナウイルス(FCoV)が突然変異し、腸管以外の場所(腹腔内や胸腔内、眼や神経等)で過剰な免疫反応を起こす疾患です。
猫コロナウイルス(FCoV)は日本の猫の40%未満の感染率といわれていますが、多頭飼育では感染率が高くなります。
症状は発熱、元気消失、食欲不振、体重減少や体重が増えない、黄疸、リンパ節の腫大、貧血、腹水貯留、胸水貯留、痙攣、運動失調、眼の異常 等。
まだ確立された治療法はありませんが、有効とされる海外薬があり、当院でも処方可能です。
猫コロナウイルス(FCoV)感染猫の約10%がストレスなどが原因でFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症する(正しくは何がきっかけで発症するかは不明)と言われています。
まずは血液検査や糞便検査で愛猫のFCoV抗体をチェックしましょう。